April01さんの映画レビュー・感想・評価

April01

April01

オーメン(1976年製作の映画)

4.3

神話ホラーであり冷酷な倫理劇。

出産の映像的・物理的プロセスは描かず意図的に曖昧にしているのが絶妙。
ダミアン出生の母性は描かれるのに父性は特定不能。キリスト出生の反転対比。
ただし、何(誰)から生
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恐怖の岬/ケープ・フィアー(1962年製作の映画)

3.6

原作小説に近いのは、リメイク版よりも、こちらのオリジナル版の方だそうで。
ストーリー的には、善悪二元論に陥らない複雑さを加えたリメイクのスコセッシ版の方が好き。
見比べると、どこをどう変えたかがわかり
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.6

デ・ニーロ演じる主人公マックスの、悪寄りの人間が聖書や哲学書や文学や法律を独自基準で学んだらどうなるかという狂気の怖さを知ることができる。

学べるんだから知的レベルは高いはずなのに、環境のせいなのか
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赤い靴(1948年製作の映画)

4.2

マーティン・スコセッシが本作へのリスペクトをこめて2年がかりでオリジナル・ネガをレストアしたそうだけど、アマプラにあって、これか!と喜んだら、オリジナル版だった。
それでも、レストアしたくなるほどの密
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.9

コメディアンとしてのビートたけしを知っている日本人ほどジワジワきそう。

ロレンス!コノバカヤローってお笑い芸人のコントが始まりそうなのに真逆のことが起きてるギャップがすごい。

悲惨な状況で英国人が
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藤本タツキ 17-26 Part-2(2025年製作の映画)

3.8

物語と画の関係性について、ダイレクトに提示しているのが、絵を描く事を職業にする前段階での葛藤を描いた「妹の姉」。
想像で描いた裸体にも妹視線の物語があるし、写実的に描いた裸体にも姉視線の物語がある。
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藤本タツキ 17-26 Part-1(2025年製作の映画)

3.8

家族に言った感想をそのまま書くと、藤本さんは絵がだいぶ変わったね(誉め言葉)、そして漫画以前にストーリーテラーだね(小説家のように物語の発想力が豊か)ということ。反応良く食いついてきたけど、それはさて>>続きを読む

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.5

一見小さくて可愛い人形なのに、策を弄する狡猾で不死身なヤツという二重人格みたいに豹変する感じが本当に怖い。

頭のいいキレのある殺人鬼とのギャップがすごすぎて、初見は意表をつかれてトラウマすぎた。
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交渉人(1998年製作の映画)

3.6

導入部で交渉人の仕事と人間関係を手早く見せてから、立場が逆になった形で頭脳戦を展開していく構図が面白い。

中だるみせずに心理戦とプロ同士の会話劇により緊張感が最後まで続く。
組織の中で不正があって、
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

3.8

冒頭からロビン・ウィリアムズの声優としての声の演技がとても上手だし、さらにメイクや小道具使って、化ける俳優としての演技も素晴らしい。

上品なおば様の演技が違和感なく、大急ぎでスイッチする場面は面白く
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いまを生きる(1989年製作の映画)

3.5

役者陣はとても良い。学生たちは若くてフレッシュで、特にイーサン・ホークの初々しさときたら!

エネルギーと可能性に満ち溢れた生徒たちの熱量と悩みはリアルで、反面教師的に学ぶ点が大いにある作品。

ただ
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.9

ストーリー展開がシンプルで、テンポ良く楽しい。
ウーピー・ゴールドバーグが適役で、その対極にあるマギー・スミスの存在が面白さに彩りを添えている。
気持ちが解放されていくシスターたちの掛け合いも面白い。
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.3

試行錯誤しながら笑いを誘う感じから、一気にクライマックスに突入する唐突な展開がドラマチック。

ハーヴェイ・カイテル演じるハルが、彼女たちを追った挙句に警官に発砲させなかったことが、一方で遵法精神をか
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恐怖の一夜(1950年製作の映画)

3.4

マリリンつながりでオムニバス形式の「人生模様」にて「賢者の贈り物」で夫を演じたファーリー・グレンジャーが素敵すぎて、ついついそのままアマプラ自動再生始まった彼が主演する本作「Edge of Doom」>>続きを読む

劇場版 チェンソーマン レゼ篇(2025年製作の映画)

4.0

マキマが苦手な理由がわかった

深く考察せず気持ちのままに動くデンジだから、あっけらかんとしているけれど、初めて正直な感情に従って自分の人生を進もうとした。

残虐な描写の連続の中に人間性が垣間見えて
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荒馬と女(1961年製作の映画)

3.3

当時すでに関係は破綻していたとはいえ夫であったアーサー・ミラーによる脚本のせいなのか、今までずっとノーマ・ジーンがマリリンと化していたにも関わらず、精魂尽き果てて、彼女が抱えていた感情面の、敢えて良い>>続きを読む

恋をしましょう(1960年製作の映画)

3.3

マリリンが無理して演じている痛々しさを初めて感じた作品。

ゴールデン・エイジの華麗なマリリンは失われ、歌って踊ってはいるけれど、無理してその枠にハマらざるをえない安っぽさが拭えない。レオタードにタイ
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王子と踊り子(1957年製作の映画)

3.6

撮影当時、自身のメンタル問題、私生活トラブルや共演者との齟齬など問題あったことは、ミシェル・ウィリアムズが演じた「マリリン 7日間の恋」でも描かれているが、本作を観る限り、そのようなダークサイドは微塵>>続きを読む

七年目の浮気(1955年製作の映画)

4.2

マリリンの魅力満開。男性受けするセクシー女優にとどまらない、天真爛漫でお茶目な唯一無二の可愛らしさに夢中になる。
登場した瞬間、華やかな空気が流れてキラキラするし、トレードマークの深紅の口紅とカーリー
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人生模様(1952年製作の映画)

4.0

久しぶりにオー・ヘンリーの小説を思い出した。人生経験ない学生時代よりも、年齢を重ねて小市民として生きる今の方がジワジワくる。

「最後の一葉」なんて、感動するお話として絶対に忘れてなかったはずだけど、
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ノックは無用(1952年製作の映画)

3.8

マリリン・モンローが精神的に不安定な影のある謎の女性を巧みに演じている。
もしも薬物に体を蝕まれずに、スキャンダルにも見舞われず、早世しなければ、もっとこういう演技を極めて、年齢を重ねて様々な役柄に挑
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熱き夜の疼き/クラッシュ・バイ・ナイト(1952年製作の映画)

3.8

寂れた港町の工場で働き地元の男性と結婚するしか選択肢のない女性をマリリンが脇で演じ、故郷に出戻った都会慣れした主人公の女性との境遇を対比的に描いている。2人がなんとなく女同士で結託するのも共感できる。>>続きを読む

結婚しましょう(1951年製作の映画)

3.8

マリリンは超脇役だけど、マリリンらしさ満開ゆえに適役。
ステレオタイプ化されてゆく不満を本人が抱えるのも無理ないけれど、こういう役をやらせたらハマるな~と納得してしまうのも事実。

娘婿役のロバート・
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レディース・オブ・ザ・コーラス(1948年製作の映画)

3.8

マリリン・モンロー初期の作品ながら、彼女がこれから築くスターとしての、フェミニンで歌って踊れる魅力がすでに出来上がっていることに驚く。

どの時点で化けたのかな、とずっと彼女のキャリアを辿っているけれ
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火垂るの墓(1988年製作の映画)

4.0

今さら初見。他のジブリ作品も日本で配信を願いつつ。

成仏できずに彷徨う哀しい魂。生前の行動を繰り返しながら現世を彷徨い続けている。
その意味で霊を弔うお盆の時期に見るべき作品とも言える。

リアルな
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帰らざる河(1954年製作の映画)

3.5

ストーリーはネイティブ・アメリカンの描き方を含めてクラシックな西部劇スタイル。

モンローは酒場の女として歌うドレスアップしたセクシーさと、ぴったりのジーンズにカジュアルなシャツを着こなす姿が対照的で
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百万長者と結婚する方法(1953年製作の映画)

3.5

冒頭のオーケストラ演奏が延々と続くので、自分の冒頭15分ルールにのっとれば見るのをやめるところだけれど、禁断のスキップという手を使って本編にたどり着く。
これが映画館だったら拷問でしかないな~。

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紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

3.8

マリリン・モンローとジェーン・ラッセルが冒頭から魅せてくれる。
2人の歌とダンス、カラフルな色彩の衣装やデザインが素敵。

旅客船に乗り込んで、オリンピック選手団や見送り客を巻き込んで歌うシーンなど、
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ナイアガラ(1953年製作の映画)

3.8

マリリン・モンローのファム・ファタールぶりが楽しめる。
真っ赤なリップに、ボディラインを強調したドレス、気だるく歌う姿、どのモンローにも目が釘付けになるけれど、極めつけはモンロー・ウォーク!
初見で予
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結婚協奏曲(1952年製作の映画)

3.4

コメディタッチで描かれる結婚にまつわるオムニバス形式の作品。

マリリン・モンローは、その中の一組のカップルとして登場。初々しくて若い母親役でセクシーというよりはむしろ可愛らしい感じ。

結婚を肯定す
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フレンチ・キス(1995年製作の映画)

3.5

再見。電車の中でのロマンティックなシーンが頭の中に妙に印象に残っていたので、あの時のドキドキをもう一度!と思って見始めた。
やっぱりあの場面だけは格別に素敵すぎて。
そのための色んな設定や前置きだった
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スクリーム3(2000年製作の映画)

3.3

ホラー映画の基本要素を詰め込んではいるけれど、ツッコミ処が多すぎて滑稽で笑いそうになる。
1と2は驚きがあったけど、本作にはショッキングな感じはあまりなかった。
スクリームはパロディ映画など作られてい
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スクリーム2(1997年製作の映画)

3.5

続編をモチーフにした殺人事件として映画好きの学生たちが犯人考察に激論するところが映画を観ている自分と重なる。
誰が犯人でもおかしくないと思わせる演出が怖いものの、途中で犯人がわかったら、よほどの天才と
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スクリーム(1996年製作の映画)

3.7

オープニングからジワジワガツーン!とくる意外性で心臓をわしづかみにされる。
斬新な学園ものとホラーをミックスしたエポックメイキングな作品。
作中で死ぬ順番を語るメタ的発言とか、犯人の意外性、さらにジェ
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ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

3.4

タイトルの通り、ミア・ファロー演じるハンナ、バーバラ・ハーシー演じるリー、ダイアン・ウィースト演じるホリー三姉妹の生き方を繊細に描いている。

ハンナは一見完璧ながら、実は裏にプレッシャーや不安があり
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PERFECT BLUE(1998年製作の映画)

4.2

現実と妄想、劇中劇であるドラマの内容が錯綜し、場面配置の違いや切り替えでギリギリ実際はどこなのかわかるヒントを入れ込んでいるのはまるで謎解きゲームのよう。アニメだからこそ使える手段を駆使している。>>続きを読む