ヒースレジャー追悼月間、第7弾。
少年たちの憧れの存在であり、スケボーチーム"ゼファー"を立ち上げたボードショップのオーナー、スキップ。
今作では主役ではないが、かなりの存在感を放ち、カッコ良さを存分に見せてくれた。
役どころはワルい兄貴分といったところか。ユーモラスで弾けてて、呑んだくれてて自分勝手で、でも懐も大きくて。実話が元になっている作品なので、スキップも実在する人なのだけど、喋り方とかそっくりに真似ちゃったり、当時本人が着てた服をそのまま着れちゃったりと、当人を驚かせるほどだったとか。
全体的な雰囲気も音楽もとにかく最高。何度観ても楽しめるし、毎回ヒースにシビれる。
(以前のレビュー)
少年たちが生き生きしてて、キラキラしてる。大人になっても一緒かな。ヒースが演じたスキップの仲間たちも、少年たちと変わらない。すっごい楽しそうで羨ましいと思った。女の子には近づけない世界。
コメンタリーも、監督バージョンと当事者達バージョンとあって、どちらも面白い。映画を何重にも楽しめる。
エミールハーシュが光ってた。
ヒースのサーフィン姿も素敵だった。出っ歯なのが残念。あと、店の奥でサーフィンボードを削る姿も。ゴーグルとオーバーオールが似合いすぎる。
好きなシーンは、誰もいなくなった店でスキップとステイシーが話すシーンと、燃えてしまった桟橋でのスキップとジェイのシーン。ヒースが切なくていい。