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小判鮫 お役者仁義のhummingbirdのレビュー・感想・評価

小判鮫 お役者仁義(1966年製作の映画)
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「お島千太郎」のように、美空ひばりの歌と同名の舞台の映画化のようだ。主役2人の息は合ってるし、役柄も彼らに合っていて、ぐっと面白くなってる。他のキャラクターもそれぞれに魅力があって、楽しい作品。

特にひばりの雪之丞は珍しく?影のある役柄だけど、とてもうまい。雪之丞が演じる歌舞伎を含めて、本当に才能があるのが分かる。

ただ、この頃、沢島監督は話のつなぎ方などが雑になっていて、きちんと作り上げたいと思わなくなってたのかも?? 

今作は映像にもあまりらしさがない。セットの少なさと、それがどう見てもセットに見えるのが、黄金期の時代劇と違って悲しくなる。
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