おえん

オーロラの彼方へのおえんのレビュー・感想・評価

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)
4.0
2024-7

久しぶりに観た。細かな所を結構忘れている。

パラレルワールド 不思議だ。

話は全く違うが、個人的な好みなんだけど設定として「父と息子」という設定がとても好きだ。この映画はこの条件を満たしている。

昨日、長男が友人の結婚式に出る為に帰省した。久しぶりに会って話をした。その中で昔話をすると、それも「タイムトリップ」のような気がする。「実はあの時は〇〇だったんだよ」とか、「あの時はこんなことがあったんだ」とかの、当時は知らなかった新しい話が出てきて、「過去」が変わってきたように思うことがある。

「タイムマシン」「タイムリープ」「パラレルワールド」は実在すると思っている派なんだが、それ以前に今でも「過去の書替」は結構あるのではないかと思う。

突然にリサ・ランドールの「異次元は存在する」を思い出した。

パラレルワールドはあるんだろうな。

まずは、目の前の「日々の生活」を大切に一歩一歩進んでいこう。
多分「パラレルな世界」でそれぞれの私はそうしているはずだ。

この映画は『ハッピーエンド』だということがとても素晴らしい。
タイムトリップものでざわざわするエンディングというのもあるが、この映画は「スタートが雨模様」で「エンドが快晴」というとてもご都合主義で良い。これぞ「映画」

「夏への扉」に通じるものがある。とても良い映画でした。

明日から始まる仕事を頑張ります!!!!

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【前回】
20年前の映画。
この映画を観たの何回目だろうか?でも意外と忘れていた。

ロバート・A・ハイラインの「夏への扉」というSF小説がある。1956年の作品だ。タイムトラベルの傑作だと思う。(山下達郎の「夏への扉」という歌がある。この小説を歌っている。)

この映画は「夏への扉」パターンだ。

久しぶりに観たがよく出来ている。タイムトラベルものでは、何故か主人公達は過去や未来が変わっても、記憶が前のまま(@_@) その辺りの矛盾を気にしていたらキリがない。

この映画は「タイムトラベルもの」の不思議さと、「家庭・家族もの」を上手くミックスしていることで、観終わったときの不思議な爽快感があるのだろう。ご都合主義的なところは多々あるが、「9.11前」はそのおおらかさがあったなぁ。と改めて思う。

この映画の家族はとても良い家族だ。至って健全。

人生のリスクって何だろう。この映画で「消防士という仕事のリスク」「事件に巻き込まれるリスク」「煙草で癌になるリスク」を感じる。

人生は一歩先は何が起こるかわからない。また、わかったらそれはそれで困る。自分でコントロール出来ることは限られている。だからこそ、今出来ることを、今出来る限りする。これくらいかな。

この映画は「SFファンタジー」のようで、「家族ドラマ」ようで、「人生の生き方の寓話」のような、不思議な映画だ。ただ、私はハッピーエンドが好きなので、「暗く始まり、明るく終わる」この映画は好きです。

ちょっと今日はコメントが纏まりませんでした。

世界には良い映画が本当に沢山ある。今日もありがとう。
おやすみなさい。