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フォレスト・ガンプ/一期一会のsanyaaanのレビュー・感想・評価

4.3
【走り続けて、最後に人生のチョコレートの箱を開けたかの様】481

《感想》
この温かい映画を今まで観なかった事を後悔。

今まで走る映画と言う認識でマラソン映画と勘違いしていたのでした...。。。

なんと言うのか...
とにかく温かい映画としか言いようがない。
フォレストガンプの愚直さに心を打たれる映画。

1枚の羽が飛んでくる所から始まり、1枚の羽が飛んで行く所で終わる。
映画のストーリーはバス停で待つフォレストガンプが隣に座る人に過去の話を語り、記憶を辿る様に映像としている。

脚が弱かったガンプが逃げる様に走るところから、走る事によって、人生を切り開いていく。
知能が弱い所から、愚直に素直に真っ直ぐに人生を歩んでいく。
そうすると、不思議な事に、周りに認められ頼りにされ、いつの間にか仲間が出来て、最後には最愛の人と過ごす事も出来た。

その人生をアメリカの歴史に合わせて進めていくのも良い構成。
時に笑いあり、おとぼけありで、トムハンクスの演技に脱帽の今回の作品でした。

今更ながらに良い映画を見れた事に感謝です。

《物語》
1994年アメリカ映画。
ウィンストン・グルームの小説『フォレスト・ガンプ』を映画化したヒューマンドラマで、アカデミー賞作品賞やゴールデングローブ賞のドラマ部門作品賞などの栄冠に耀いた大ヒット作品です。

人生はチョコレートの箱のよう。開けてみないと中身はわからない。

アラバマ州グリンボウの田舎で女手ひとつで育てられたフォレスト・ガンプ。小学校に入ったものの、勉強が苦手で脚にギブスをはめたフォレストはバカにされてばかり。遊んでくれるのはスクールバスで一緒になった優しい女の子、ジェニーだけだった。
ある日、同級生たちにいじめられていたフォレストは、「走って!」というジェニーの声で猛然と駆け出す。それも脚のギブスが吹き飛ぶほどのスピードでー。
アメフト全米代表、ベトナム戦争、卓球世界選手権出場、エビ漁船船長、そのままフォレストは風のような速さで自らの人生を駆け抜けてゆくー。
(以上「映画ログプラス」参照)

監督
ロバート・ゼメキス
出演者
トム・ハンクス(フォレスト・ガンプ)
ロビン・ライト(ジェニー・カラン)
サリー・フィールド(ミセス・ガンプ)
ゲイリー・シニーズ(ダン・テイラー)
ミケルティ・ウィリアムソン(ベンジャミン・“バッバ”・ブルー)

《こんな話》
・走る、走る、そして走る
・人生はチョコレートの箱のよう。開けてみないと中身はわからない。

《関連する映画》
・イエスマン(愚直な姿)
・バックトゥーザフィーチャー(ロバート・ゼメキス監督)
・グリーンマイル(純粋な心)
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