くぼちゃん

フォレスト・ガンプ/一期一会のくぼちゃんのレビュー・感想・評価

4.5
素晴らしいヒューマンドラマを描いた映画です。バカはバカをやること、鮮明に胸に焼きつきました。

したいことをバカみたいにすればいい。そんな1日にしたらいい。友達をつくったり、走ってみたり、スポーツしたり、夢を追いかけたり、好きな人と一緒にいたり。今日いう日は人生で二度とやってこない。繰り返されることなんてない。奇跡の起こらない日なんてない。だからこそ、一生に一度の出来事、出会いに、一期一会という言葉を重宝するものです。

フォレストという人生のチョコレート箱。ママに、バッパ、ダン中尉に、フォレスト、そしてジェニー。みんな独特の味をしています。まさに詰め合わせのチョコレートの箱です。チョコレートは食べるとなくなってしまうけど、その味をフォレストは決して忘れることはありません。

ママは生という味。
バッパは夢という味
そして、ジェニーは愛という味。
「僕は頭は良くないけど愛はどんなものかは知ってるよ」

死とは、自分の人生には根絶してしまうけど、他人の人生に根を下ろし共に生きる。それをまとめると、死は生の一部となる、ってことだと思いました。