このレビューはネタバレを含みます
自分の人生は自分で決める。
何かに向かって必死になる。他人を当てにした愛ではなく、ただ愛すること、自分に素直でいることの素晴らしさを問いかけられたような気がする。
自分にはこんな人生歩めない。だからこそ彼の存在はひとつ、希望の光のようにうつるし、彼に勇気づけられるということは、どこか自分の人生に期待してるのだろう。
中尉との友情がとても良い。いつかの本気は、過去の戯言に変わる。そんな中で今この瞬間を無駄なく過ごし続けることは不可能である。だからこそ、大切なものに夢中になること、まっすぐ突き進むことは綺麗で美しいと思わせられる。