いもっちゃん

フォレスト・ガンプ/一期一会のいもっちゃんのレビュー・感想・評価

5.0
「フォレスト・ガンプ/一期一会」

この映画との出会いも

“一期一会”

まだ観たことない方がいらっしゃれば、この素敵な映画と出会ってみてはいかがでしょうか?

映画の中に「人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない」という言葉があります。
開けるまで、中身が何か分からないワクワクやドキドキ、開けてしまってからの味わいに関する色々な感情・感覚は人生と一緒なんですね。つくづく素敵な言葉だと思います。まだ私には、よく理解できてません。これから先、それにきっと気付いていくんでしょう。

この映画は、トムがフォレスト役を演じたからこそ成立したんだと思います!彼の演技には、いつも魅了されます。唯一無二の存在です。私にとってNo.1であり、only oneの役者です。かっこ良すぎでしょう!!!

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激動のアメリカの歴史中にフォレストが登場しますねー
彼らしいセリフや行動に、注目して観ると大変面白いです。
彼とママやジェニー、バーバ、ダン中尉との出会いと、その物語に共感を持てます。また彼自身の物語と対照的に進行するので興味深いです。思い通りにいかないのが、やっぱり人生なんだなと思いました。

独断と偏見で、好きな言葉を自分勝手に振り返ってみましょう!(笑)

(1)「バカをする人がバカなんだ」

彼の性格を表す象徴的なセリフ。純粋さや真正直さがうかがえます。映画の中で度々登場します。私も小学生の頃、よく言って対抗してました。だって、その通りだもの。ただそれだけ。これより良い答えも悪い答えも見つかりません。

(2)「死は人生の一部なんだから。誰でも持ってる運命よ。」

死を目の前にした、ママのセリフ。生と死は表裏一体。人生にも始まりと終わりがあり、誰にでもそれは訪れる。生命の連続性を改めて教えてくれました。けど、今の私は死を肯定的に捉えられほど強くなく、むしろ、死に対する恐怖心があります。哲学的で深いですね。

(3)「僕は頭は良くないけど、愛がどんなものかは知ってるよ。」

一番お気に入りのシーンでのセリフ。
フォレストがジェニーにプロポーズします。彼の純粋さや真正直な気持ちをぶつける場面にグッときました。愛の意味を最も知る人物は彼なのかもしれません。よく考えてみれば、この映画の半分はラブストリーでした。フォレストの愛に対する誠実さには感服されられました。

(4)「僕には分からない。正しいのはママなのか、ダン小隊長だったのか。僕らには運命があるのか、風に乗ってたださまよっているのか。 たぶん、その両方だろう。両方が同時に起こってる。 …君が恋しいよ。」

ジェニーの墓前でのセリフ。
全てが言ってる通りだと思います。オープンニングとエンディングの羽根の意味も関係してくるのかと思いました。運命にも必然性・偶然性の両方があり、それは誰も分からない。考えたってしょうがないけど、考えてしまう。難しく、曖昧なものであることが分かりました。エンディングには羽根が、また飛び立っていく。羽根が人間ドラマの主人公を演じる、バトンリレーの役目を果たしているのかなと思いました。次は映画を観た私達が、その主人公もしれないと思わされますね。

勝手ながら、託されたバトンを次に渡せるように頑張らせていただきます!

好きな映画って、何度観ても、本当に飽きがこない事に今更気付きました。一週間レンタルで、同じDVDを四回観たのは初めてでした。これは、ベストムービーに順位変動あるかも!?

この気持ちをもっと伝えたい
書き足りないけど、ここまで

P.S.
時代を彩る名曲の数々が素晴らしかったです。サントラを即購入しました(笑)サイモン&ガーファンクルが大好きになりました。
いもっちゃん

いもっちゃん