昔高校生くらいのときに見たときは正直ピンと来なかったんですが、今改めて見るとすごく良かった。
前に見た90年代当時は映画やドラマでも障害者モノが結構多くて、清廉潔白な障害者が偏見と戦いつつも周りの人たちに助けられて幸せになる、みたいなパターンに辟易してて(ちょうど尖っていた時期でもある)、この映画もそっち系やろとあまり素直に見れてなかったがこの歳で見るとこの主人公の知的障害の部分ってそんなに大事じゃないんですよね。
ただただ素直に生き、自分の得意なものに出会い、側からみるとおかしいくらい成功を重ねるも自分の1番求めているものはなかなか手に入らない。
母親の教育のおかげか障害のせいかはわからないが人の悪いところは一切見ず自分がしたいと思ったことにひたすら注力する姿勢は素晴らしいと思う。