明石です

ゴジラの明石ですのレビュー・感想・評価

ゴジラ(1954年製作の映画)
4.0
かの原爆投下から9年後に作られた日本の映画。「せっかく長崎から逃れてきた体なんだから大事にしなきゃ」という台詞が心に残る。世界を代表するキングオブモンスターが水爆実験の被爆(社会の教科書にも載ってる五郎丸号の一件)に着想を得て生まれたというのは感慨深いですね。

のちにハリウッドでリメイクされたverに比べると、世界観にリアリティがあるのが良いですね。暗くて素敵。あと時代を感じるぶつ切りカット(からのカーペット転がすみたいないささかツギハギ感のあるトランジション)もテンポを増してて良い。

そういえば子供の頃『ゴジラvsメカゴジラ』や『モスラvsゴジラ』をよく映画館で見ていたのを思い出す。この歳になって見れて良かったと思える名作でした。
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