明石です

コントラクト・キラーの明石ですのレビュー・感想・評価

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)
4.0
15年勤めた会社をクビになり、人生に絶望して首吊り自殺を試みるも失敗。プロの殺し屋を雇い自分を殺させようとするが、運命の女性と出会って恋に落ちてしまい、殺し屋から逃げ回る羽目になる。

目の覚めるような金髪の女性をアキカウリスマキが好んで起用したがるのは、監督自身のフェチというより単に色味の問題なんだろうな。金髪に、赤シャツと青のジャケット、あるいは赤いバスローブに青の壁、で原色の色遣いが揃う。というような余計なことを考えつつ観てたら、主演がジャン·ピエール·レオなことに最後の最後で気づいた。『大人は判ってくれない』の家出少年がこんな渋いおじさんになるとは、、アキ監督の手にかかるとなぜか負け犬っぽく見える不思議もあるけど。
明石です

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