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ゴジラのpicaruのレビュー・感想・評価

ゴジラ(1954年製作の映画)
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『ゴジラ』(1954)

ゴジラくんのデビュー作。
ついに、原点に辿り着いた!!

「セリザワ博士」の名前が登場した瞬間「おや?」と思い、そのあとオキシジェンデストロイヤーが現れて「ドハティ監督のゴジラ愛!!」と興奮。
去年公開されたマイケル・ドハティ監督の『GODZILLA:King of the Monsters』でセリザワ博士がオキシジェンデストロイヤーを使うシーンを思い出したんだ。
こんなに昔の作品とつい最近観た映画がつながるってうれしい!!

ゴジラくんが電車を咥えるシーンでは「有人在来線爆弾があああああ!!」と叫びそうになる(笑)
『シン・ゴジラ』での無人在来線爆弾はこのときの復讐か?

水爆がゴジラ上陸の引き金となることについて、こじつけかなーとも思ったんだけど、よく考えたら1954年の映画だった。
つい、2020年の感覚で観てしまっていた。
戦後なら、それはそれはリアルな設定だ! と。
様々なセリフにも時代背景が表れていてハッとさせられた。

現地のリポーターが叫ぶ。

「テレビをご覧の皆様、これは劇でも映画でもありません。現実の奇跡、世紀の怪事件です」
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