オーウェン

阿修羅のごとくのオーウェンのレビュー・感想・評価

阿修羅のごとく(2003年製作の映画)
3.3
時代は昭和後期。
4姉妹が危惧したのは父の浮気現場を見たため。
興信所を使って調べさせたのだが、実は4姉妹それぞれにも悩みはあった。

この映画とにかく4姉妹のキャスティングが抜群で、大竹しのぶ1人だけでも別格のような存在感。
そこに誠実な黒木瞳と深津絵里。
さらには場をかき乱すような深田恭子も。

父親にも言うけど、自分たちも浮気をしている。
でもそこは男が悪いと揶揄する強烈な個性が家族を作っている。

最後には収まるべきところに収まるという部分も家族らしい。
森田監督の演出も非常にハマっていると思う。
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