八千草薫さんの上品なこと。そしていくつになってもきれいで可愛らしい。
桃井かおりと大竹しのぶが対峙するシーン。滑稽で思わず笑ってしまった。当時の二大女優の対決!何か豪華だなぁ。
まだ若い頃は姉妹同士の争いや、嫉妬とかバチバチすごそうだけど、お互いいい歳になったら助け合うようになるんだろうな。お喋りにも花が咲きそう。
中村獅童が一家に迎え入れられたことで、竹沢家も明るくなる。
お父さんがドッシリと
「10年経てばみんな笑い話になる」
仲代達矢さん、色っぽいな〜。昔はこんなお父さんが着物を着てたんですよね。着物の袖にタバコ銭を忍ばせてるとこも何だか風情がある。近所の坂や、古めかしい自販機も。
父親の背中を深津絵里が見つめてる。背中でものを言う…。名シーンでした。
竹沢家の縁側、梅の木。
昭和の時代。のんびりしてますね。
義母のお墓参りで小林薫が言った言葉。「男だって社会で一生懸命やってるんだから、ちょっとばかり遊んだっていいじゃないか」
男には男の言い分。
女には女の言い分が、そりゃあありますわなあ。
二十歳そこそこの木村佳乃。独特の怪しい雰囲気があった。
クレジットに長澤まさみの名前が。
黒木瞳の娘役(まだ中学生?)全然気づかなかった。
女の人生って色々あるよね~、と思いました。