りょーこ

阿修羅のごとくのりょーこのレビュー・感想・評価

阿修羅のごとく(2003年製作の映画)
3.0
大竹しのぶ vs 桃井かおり が観たくて鑑賞した向田邦子原作ファミリードラマ

四姉妹なんて父親は大変だろうなぁと思ったら余裕で何年もコブ付きと浮気してて、それに姉妹がわちゃわちゃするも自分たちもろくな生活してなかった、というドロドロしつつも笑える作品でしたw

深田恭子と木村佳乃は大根なのでチェンジして欲しかったです(笑)

そもそも内容は全く私の好みじゃないのよねw
結婚とか浮気とか妊娠とか微塵も興味ないし。

昭和の作品だから考え方も古くて、誰しも一人寝は寂しいでしょ、とか平気で言ってるとこがもう無理w

しかも女性による女性のお話。
一応同じ女性として、色々分かる所はあるから余計に嫌な話でしたぁ~



昭和54年。

父:竹沢恒太郎(仲代達矢)
母:竹沢ふじ(八千草薫)

長女:綱子(大竹しのぶ)
次女:巻子(黒木瞳)
三女:滝子(深津絵里)
四女:咲子(深田恭子)

ある日、滝子が父の浮気を知る。
もう8年も!しかも子持ち!!

てなわけで姉妹を呼び寄せるのだが、四姉妹にもそれぞれ問題があって……



浮気されても裏切られても波風立てないで耐えるのが幸せなのか

いやーなんとも昭和ですね!
良くも悪くもね!!

しかも135分、長い。。。

仲代達矢は相変わらずの余裕イケオジ。
八千草薫は可愛らしいまま♪
深津絵里は声が綺麗。

そして何より大竹vs桃井(笑)
静かににこやかにボロカス言い合うの最高でした!

後半2,30分はカットで良い気がするけど、大御所の芝居は堪能出来ますね。

小津安二郎とか山田洋次とか好きな人向けなのかなぁ?
どっちも苦手だから知らんけど( ・ω・)ノ

女は阿修羅だ。
そうさせたのは男。
その男を作ったのは女。
そんな女にさせたのは男。

ま、結果どっちもどっち、ですねw
りょーこ

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