父が亡くなったという知らせを受けたヘグク(パク・ヘイル)は村にしばらく滞在することに…。
冒頭のシーンから痛さに耐える姿に心臓がバクバク。
この村全体に漂う不穏な空気や、父の死の原因を隠そうとする村長。
とにかく怪しい村人たち。
場面の背景も雨や曇り、どこか薄暗い色彩がミステリー感を彷彿とさせている。
常に感じる視線にじっとしていられなくなる主人公が行動した時、過去に繋がる残酷な出来事が描き出される。
後半からミステリーが一気に加速していく展開。とても長い作品ですが飽きることなく、一つ一つの描写が丁寧に描かれていて、主人公と一緒に謎に迫っていく過程に引き込まれました。
村人を演じたユ・ヘジンを筆頭に裏のありそうな演技がうまいし、検事役のユ・ジュンサンもキリッとしていて作品を引き締めていたように感じました。
全体的に評価は高くありませんが、私には面白かったです。