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ネコのミヌースのgenarowlandsのレビュー・感想・評価

ネコのミヌース(2001年製作の映画)
3.7
猫好きさん御用達映画😺💓
実写で可愛い猫たくさん出てきます。それだけで幸せ😊

ネコのミヌースが不正な製法で作られた消臭剤を嗅いだら、<猫臭さが消えて>人間になってしまった。
ミヌースとその猫友たちが町の情報を嗅ぎ回り、猫好きな新聞記者に<たれ込み>して不正を暴いていくお話。

ミヌースは人間になってもしぐさや動きが猫のまま。記者の部屋に住み着き、出入りは窓から。高いところの上り下りはお手のもの。ベッドは段ボール。忍び足で歩き、キョドる目や、真横を振り返る姿とか、我慢できない苛立ちや、過集中するところとか、猫を擬人化すると、確かにこんな動きになるかも! カリス・ファン・ハウテンの猫役の名演技でした。

「キャットピープル」観てないのですが、こんな動きしているのでしょうか。

とにかく色が可愛いです。歴史あるオランダの街に原色がこんなに合うなんて。人間になったミヌースは落ち着いた緑のスーツ、新聞記者はいつも青いマフラー、登場人物の服の色使いがとっても好みで、インテリアも可愛い、お洒落な雰囲気を楽しみました。

もし飼い猫が人間のように話せたら…と想像すると、わがままなこと何を言い出すかわからないので、やはり猫のままでいてほしいですね。

ちなみにうちの猫は、人間に換算すると、浅野忠信、安住アナ、イチロー、稲垣吾郎、金城武、堺雅人、反町隆史、田村淳、マギー審司と同い年。時々妄想劇場しています。

この映画の難は、カメラ酔いするところ。カットの切り替えが早く、動きがあります。猫目線なのかな。エンドロールに至っては焦点が遠近を行ったり来たりぼやけたり、酔いました。
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