春の匂いは映画のにおい

私は告白するの春の匂いは映画のにおいのレビュー・感想・評価

私は告白する(1953年製作の映画)
3.9
葛藤というのを映像でここまで描けるのは素晴らしい
信仰とか恋愛とか殺人とか個人の事情が色々混ざって単純な事件がメチャクチャ複雑になっていくのが印象的だった
当事者じゃないからわかんないけど、自分が神父で罪を告白されたとして、言えないもんなんだなあと素直に思ったね
信心深い人間じゃないからマジで共感は出来なかったがそこが面白かった
立場や宗教がここまで事件をややこしくしてしまうとはという
ラストの展開はヒッチコック節全開でイイね