このレビューはネタバレを含みます
イケメン神父ローガンが「神への愛」故に信仰を貫く話。まさに信仰の男ローガン神父。
神父は、神と告解する者との間の仲介者。
神との約束(戒律)に従うのは神への愛の実証。
告解の内容は他に明かしてはならない。自身が窮地に追い込まれたとしても。
で、イケメン神父ローガンは「神への愛」を実証する。
とは言え、人間的な弱さを見せる場面もある。法廷でのローガン。言葉ではなく、佇まい、しぐさ、表情、とくに目線で、実に多くを語っているのが見てとれる。やっぱり上手いな。クリフト(ローガン)。
神の目からは正しい事を行うが故に、容疑者として法廷に立ち、苦悩しつつ信仰を実践する。が、民衆からの嘲りや中傷を受ける主人公。まさにカトリックらしい作品。