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堂堂たる人生のisopieのレビュー・感想・評価

堂堂たる人生(1961年製作の映画)
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いつもの裕次郎映画-アクション=裕次郎リーマン映画。

潰れかけの玩具会社に押しかけB・Gを決めこむ芦川いづみの執拗さがわからないし、会社を救う裕次郎の活躍もリアリティ皆無。

ほっぺたを膨らませたり口をとがらせたり、変顔を次々にみせる芦川いづみのコメディエンヌを過剰に意識した演技はかえってそらぞらしい。

最初のほうで裕次郎、中原早苗、長門裕之の三人がバーのカウンターに並んでいるシーンで、ああ、このひとたちはもうみんないないんだ、と思うと悲しくなった。
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