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SEXハイウェイ 女の駐車場のisopieのネタバレレビュー・内容・結末

SEXハイウェイ 女の駐車場(1974年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

三角関係のコメディのようなメロドラマのような、どっちつかずがつまらない。ミニのワンピースがかわいい片桐夕子を愛でる映画。
桂千穂の脚本もたいがい手抜き、今村昌平の弟子・磯見忠彦の演出もやる気を感じられないが、油断してると終盤の展開にびっくりした。

片桐夕子の売春仲間の藤まりえは身体を売って稼いだお金でブティックを持ち、支店を出すほどに繁盛。じゃあね、と車に乗って去る彼女。と表で車が事故った大音響。二台のLPガス車に挟まれた車は見るも無残にへしゃげ、運転席から片脚が覗く。地面に転がる生首(穴を掘って身体を埋めたのだろう、ご苦労さまです)。ダルな映画でここだけすごい切株描写。

藤まりえはなかなか魅力的な美人だが映画はこれ一本だけ、プロフィールはなにもわからない。

劇中で流れるのは研ナオコの「うわさの男」。音楽の奥沢散策は山本直純(日活一般映画の流用)。

動画配信で観たのだが、むかしのマスターらしく夜の場面が暗くて見えない。いま出てるHDマスターのDVDは改善されているのだろうか。
DVDといえばこのジャケ写、安立京子、松川みどりと書いているが、それって出演者じゃなく、藤まりえと丘奈保美の役名なんですけど。
https://www.nikkatsu-romanporno.com/movies/2017/02/25300.php
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