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インクレディブル・ハルクのmichikoのレビュー・感想・評価

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)
2.0
MCU第2作目。
2003年版の続編ではなくリブート作品であり、MCUのフェーズ1の一環として組み込まれる。

原作により忠実なのかもしれないが、大半が逃亡劇であり、誰かを守ったり悪を倒すというヒーローの意志はあまり描かれず、胸躍るシーンも無く終始退屈。ロバート・ダウニー・Jrの数秒の登場シーンが1番熱いという結果になった。

ハルクの能力は巨大なパワーという単純なものである。映像が映えるスタイリッシュなアクションとは真逆の重量感。それがハルクの魅力なのだろうが、その為かアクションシーンのバリエーションは無く、肉弾戦が続く。そして主人公の真面目な性格もあってクスッと笑える要素も少ない。少々真面目すぎる作品なのかもしれない。
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