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あの胸にもういちどのAsskickerのレビュー・感想・評価

あの胸にもういちど(1968年製作の映画)
3.0
『あの胸にもういちど』



“飛び立つことも本能の一つ”

耽美派マンディアルグの小説『オートバイ』を撮影監督出身のカーディフが斬新なタッチを見せ演出した恋愛メロドラマ。

M.フェイスフルがあの峰不二子のモデルらしい。確かに言われてみればそう見えてくる。裸にレザーとかセクシーすぎるだろ!!そしてハーレー1200で疾走する彼女とチャックを閉めるシーンなんてもう言葉に表せないくらいセクシーだ。


早朝からバイクで早々と自然の中を滑走してみたいなあ。めちゃめちゃ気持ちよさそう。ただバイクで走ってるだけなのにその映像が全く飽きを感じさせない。


バイクを運転しながら回想と心の中での独り言、そしてこれからの妄想の3つに分けられて映画が進んでいくのだが、彼女のアランドロンに会う熱意とけじめというのを感じた。

なんでだろう面白いとは思わずただ映像を観ているだけなのに目が離せない。なぜかどんどんのめり込んでしまう。

ラストは急すぎて笑いが吹き出してしまった。
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