桃

マダムと泥棒の桃のネタバレレビュー・内容・結末

マダムと泥棒(1955年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

夫を亡くして1人暮らしで部屋貸しをしている夫人のもとに、泥棒5人組が音楽団のフリをして居候するお話。
1955年に公開されたイギリス映画。

泥棒達は、レコードをかけて練習するフリをしたり、しまいにはおばあちゃんを泥棒のシナリオの一部に入れてしまったり、身内も裏切ったり、とんでもなく悪い。

一方、おばあちゃん、すごく可愛くてお上品なんですが、正義感が強くて頑固で行動力があり過ぎて、悪者たちもが翻弄されがち。
そして泥棒もいつの間にか、おばあちゃんのファンになっちゃう。
お友達が来て、とりあえず1時間は泥棒達に一緒にお茶会に参加させるおばあちゃんが好き。

結局悪いことをしたら因果応報で自分に返ってくるって話ですが、警察に事情を説明し、最終的にお金は(泥棒達が言っていて筋書き通り)おばあちゃんの元にっていうのがまた皮肉。
桃