クリーム

アウトサイダーのクリームのレビュー・感想・評価

アウトサイダー(1983年製作の映画)
3.8
エミリオ·エステベスが出演していて、当時の若手豪華キャストだった本作。しかも監督はコッポラで、映像が美しい。貧困層と富裕層の若者の争いがエスカレートして行く話で、そこそこ楽しめる内容ながら、やっぱり、キャストが熱い。D·レイン、M·ディロン、T·クルーズ、ロブ·ロウ、パトリック·スウェイジ、ソフィア·コッポラ皆、若くて美しい。それだけで満足な作品でした。



ネタバレ↓



1960年代、オクラホマ州タルサ。 貧困層のグリースと富裕層のソッシュという2つの若者のグループが争いを続けていた。ポニーボーイとジョニーは、刑務所から帰って来た兄貴分ダラスと3人で良く行動していて、彼等はグリース。ある晩、ポニーとジョニーが公園にいるとソッシュが現れ喧嘩に。 噴水の水の中に沈められ殺されそうになるポニーを助ける為、ジョニーはボブを刺し殺してしまった。 ポニーとジョニーはダラスに相談に行き、町を離れ小さな教会に身を隠します。そんな中、教会が火事になります。ポニー達は中に取り残された子供達を炎の中から救い出しますが、ジョニーが重傷を負いました。
グリース派とソッシュ派の闘いは続行されグリース派が勝ちます。ポニーとダラスは勝利の報告をしに病院へ行きます。 しかしジョニーは、勝利を喜ばず、もう争いはやめるべきだと言います。 そしてポニーに「Stay Gold (いつまでも黄金でいろ)」と言い残し亡くなりました。ジョニーの死にショックを受けたダラスは自棄になり、店に強盗に入り、駆けつけた警察にわざと撃たれて死んでしまうのでした。
青春映画なのにガッツリ暗いです。主要人物が2人も亡くなって終わるなんて、中々ヘビーで面白かったです。
エミリオはツー·ビッツというお茶目なキャラで、「セントエルモスファイヤー」や「張り込み」等、あの頃得意としていた役柄で楽しかったです。本当は「メン·アット·ワーク」が観たい…。残念ながら観るすべなし。現在は、監督する事も多く素敵な作品も沢山手掛けているけど、この頃の俳優としてのエミリオも私は好き。ダイアン·レインが凄く美しく、パトリックの腕筋に痺れます。大変、満足でした。

⭐ハンスウさん、教えてくれてありがとうございました。
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