ウェルチ目当てで見たけど、これウェルチ要らんやつだったわ。ウェルチ自体はいつも通り絶世の美女なんだけど、人質なのになんか堂々としてて設定がブレてるしおっさん達だけで良かった。
タイトルのバンドレロというのはメキシカン盗賊のことらしいんだけど、こいつらもなんかブレていて、保安官のキャラバンを最後尾から順に悟られないよう始末していく様はまるで特殊部隊のようだったのに、最後の襲撃はなんか騒ぎながら馬でその辺をぐるぐる駆け回ってて完全に珍走団だし、ガンガン撃たれて勝手に死んでいくし、決着のつき方もなんか変だったし。
一方でビショップ兄弟は素晴らしい、特に兄。戯けた仕草が可愛い。なんか善人ぶって落ちぶれた弟に説教とかしてるけど、おまえ銀行強盗だからな？ていう。
この映画で一番良かったシーンは兄が序盤で宿泊する素泊まり50セントの宿と、翌朝の風呂かな。めちゃくちゃで良かった。
ちょっと最初から最後まで何だかよくわからない映画だったけど、今西部劇ならなんでも楽しい気分なのでこれもアリ。
