たぬーきん

ファニーゲームのたぬーきんのネタバレレビュー・内容・結末

ファニーゲーム(1997年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

全編通して終始徹頭徹尾イライラ
評価出来るのは途中のリアルな間くらい
あの間の取り方は凄いと素直に称賛、スゲーと口をついて出たw

このイライラは恐らく世の中何も知らんクソガキに生命さえも良いように玩具にされるという極限のまさにゲームにあると思う。
例えるなら恐ろしい武装強盗やら壮年の連続殺人鬼やら何かしらの目的があるならまだ良いと思うが(良くない)どうあっても救いの無い展開、それを見せる事がこの作品の目的となればストレスはマッハだというものだろう。
暴力に対するアンチテーゼの為に撮ったらしいが、逆にこういうの真似するアホが増えない?と心配になるのだが…(笑)
こういう日常に現れる極限の状況、自分ならどうする?急に家族が危険にさらされたら?という気付きを与えてはくれるのかもしれない。
日常が非日常へ
戦争が起きれば多かれ少なかれこういう事は必ず起きている。
もし何も出来なくても、備えようも無くても考える事を止めてはいけないという事か。

でも観ててイライラするw