オーウェン

引き出しの中のラブレターのオーウェンのレビュー・感想・評価

引き出しの中のラブレター(2009年製作の映画)
2.1
ラジオから派生するというアイデアはとてもいい。
なぜならテレビと違いラジオのほうが親近感を強く感じるもの。

とはいえそこからハガキを書いたリスナーに会いに行くという設定。
この非現実的な出来事を受け入れることが出来るかだ。

人を出した割りに、どの人物もほとんど機能していない。
中心にある父から息子への手紙。
これが全てであるから、実は細かいところでつながっていたなど未消化になってしまった。

せっかくのラジオを使っているのに曲をまるで使わない。
版権の関係なのだろうが、なぜ有効活用しないのか疑問だ。
人の出会いがラブレターで綴れるのなら、思い出の曲もそこにある。
これならTVが舞台でも変わりはしない。

表面のみの感動では薄さしかなかった。
オーウェン

オーウェン