ラジオから派生するというアイデアはとてもいい。
なぜならテレビと違いラジオのほうが親近感を強く感じるもの。
とはいえそこからハガキを書いたリスナーに会いに行くという設定。
この非現実的な出来事を受け入れることが出来るかだ。
人を出した割りに、どの人物もほとんど機能していない。
中心にある父から息子への手紙。
これが全てであるから、実は細かいところでつながっていたなど未消化になってしまった。
せっかくのラジオを使っているのに曲をまるで使わない。
版権の関係なのだろうが、なぜ有効活用しないのか疑問だ。
人の出会いがラブレターで綴れるのなら、思い出の曲もそこにある。
これならTVが舞台でも変わりはしない。
表面のみの感動では薄さしかなかった。