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十二人の怒れる男のmoviemaniaのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
4.0
シドニー・ルメット監督初監督作、ヘンリー・フォンダ主演の密室法廷サスペンス。第30回アカデミー賞作品賞、監督賞、脚色賞にノミネートされるも受賞はならず。

“密室劇”の頂点に立つ作品といっても過言ではない傑作。上映時間の98%は狭い一室での陪審員の話し合い。にも関わらず全く飽きる事なく最後まで引き込まれっぱなし。脚本の質が非常に高い証拠。

そればかりか、12人の陪審員を演じた俳優陣の演技がこれまた素晴らしい。“十二人十二色”の癖のある演技が、作品の質をさらに高めています。
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