十二人の怒れる男のコミヤのレビュー・感想・評価

場面展開が少なく、会話劇で淡々と進む作品なのに凄く惹き込まれた。人それぞれの考え方の違い、偏見や決めつけの危険性、法制度における有罪とは何か、この作品はそんな何となく知っていた気になっていたことを鋭く突いてくる。そしてそれについて考え直す必要があるように思えてしまった。クラシックな作品はあまり見てないほうですが、完成度の高さは作られた時代に関係しないと改めて気付かされた。