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十二人の怒れる男のmasaのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
5.0
この作品は、中学時代の時に英語担当の先生がスクリーンで授業の一環として、上映したことを今も覚えている。

Huluにて再び鑑賞。

まさにThe シンプル!!!

ある少年が自らの父親を殺害した容疑で裁判にかけられる。

選ばれた12人の陪審員が、その少年が「有罪」か「無罪」かをひたすら討論する作品。

陪審員たちの名前は非公開で、それぞれが与えられた番号で物語が始まる。

物語はキーアイテムになる酷似した「ナイフ」が登場した瞬間から歪みはじめる。

短い時間の中で、不確かな情報の皮が剥がされていく様子と、1人の人間の命の重さを勉強できる要素がたくさん入っています。

最後まで有罪であると貫いた、ある陪審員が自分の息子と容疑者を重ねてしまった【偏見】を代表するシーンにはグっとくる…。

と、同時に考えさせられる名シーンだと思う。
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