映画の内容は、金原ひとみさんが芥川賞を受賞した2004年当時に原作を読んでいますのでおおよそわかっているのですが、映像にしますとそれなりにすごいものがあります。
この映画を今見たのは、「風よ あらしよ 劇場版」で吉高由里子さんという俳優が気になったからです。
その点では原作のもつある種の正の世界といった現実感は吉高さんという俳優でうまく出ていますが、反面、死の世界にまどろみたいといった負の世界のようなものが足りないのが残念です。
まあ、難しいこととは思います。
「蛇にピアス」映画は原作のもつ一面しか描かれていないかもしれない…
https://movieimpressions.com/hebini-piasu/
