興味ゼロだったが、ケンコバとアンガ田中のラジオで話題に出てたので観た。
2000年頃から日本の風俗・ファッションはそんなに変わってないと思っていたが、こうしてみるとやっぱり20年前だなと思う。
本編は00年代渋谷ニューシネマと言えなくもないが、基本はバカ女とアホ男のDQN話。日本映画では60年代から地味に脈々続く題材だが、この時期は特に流行っていた気がする。
家族連れに囲まれた吉高由里子が「こんなところにいたくない!もっと暗い場所へ…」とか言ってるとこでプーッてなっちゃったけど、当時もう70超えてる蜷川幸雄が撮ってたかと思うと趣がある。
今でこそ好青年役が多い高良健吾だけど、この時期は危ない役ばっかりやってるな。