ルークシュポール

ラムの大通りのルークシュポールのレビュー・感想・評価

ラムの大通り(1971年製作の映画)
3.7
落ち着いたエンタメで、長さを一切感じなかったほど面白かった アンリコ監督の持ち味かな
漂うほのかな切なさが良い

クララ・ボウがモデルの女優が出てくる点でマイルドな「バビロン」とも言えるかも。サイレント映画の再現があるあるだらけで面白かった

リンダと出会う前のコルニーの話もずっと映画だったのでは?とも思った 船乗りという職業自体がおとぎ話みたいなところがあるし

けっこうアンチ・アメリカ要素が強くて笑う 確かに禁酒法はバカバカしい法律だが、フランスは文化的な反米感情が強いって本当なんだと思った イギリスが(ちょっとバカにしつつも)何だかんだ好意的に描かれていることは対照的に。