柏エシディシ

ラムの大通りの柏エシディシのレビュー・感想・評価

ラムの大通り(1971年製作の映画)
3.0
名監督ロベール・アンリコとは思えないダラダラユルユルのリゾートムービーw
なんだかいい加減だなぁと苦笑しつつも、町山さんの仰っている通り、映画館で独り微笑むリノ・ヴァンチュラをとらえた終幕になんとも言えない爽やかさを感じて結果オーライな気持ちになる。しょーがねぇなぁw

映画はいっときの夢とは、まさに。
男同士が酒を酌み交わしながらも、些細な誤解やすれ違いは殴り合いで済ませて後腐れなく…なんて現実にはあり得ないけれど、まさに男が夢見る世界観。
そこに憧れの女性が側に居てくれたら言う事ない。
たとえ幻でも、映画の中ではそんな夢を見ていたい。

ファンの方には申し訳ないけれど、個人的には元々BBは好みのタイプのルックスではなく、どうもヴァンチュラとの相性も良い様にも感じられなくて、そこまでのめり込めなかったけれど。
豊富な衣装替えを含めて、BBのファンの方ならば、とても楽しめるとは思います。
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