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ワンダーウォールのmareのレビュー・感想・評価

ワンダーウォール(1968年製作の映画)
3.0
爺さんが壁の穴から隣の部屋を覗いたら世にも美しいジェーン・バーキンがいて、そこから覗きがエスカレートするとともにサイケ的幻覚世界に誘われるぶっ飛びストーリー。さらに言えば劇伴が全曲インド音楽に傾倒していた頃のジョージ・ハリスンってとこもぶっ飛んでる。爺さんがなかなかコミカルなキャラクターでMr.ビーンだったり早送りのシーンはチャップリンだったりする。この時代から科学者はわかりやすく変人だってことを笑えるように描写している。ストーリー、演出、音楽、何の脈絡もなく尖った成分だけが一堂に会したかのようなそれぞれの暴れっぷりが愛おしくなる。
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