花とみつばち

嘆きのテレーズの花とみつばちのレビュー・感想・評価

嘆きのテレーズ(1952年製作の映画)
3.5
ずっと不幸だったテレーズ。
子供の頃も結婚しても召し遣い扱いされていたが、恋人のローランと出逢い、束の間の恋心で満たされるが、ローランがテレーズの夫を列車で突き落とす。
疑われ、そして様々な後悔で苦しむテレーズ。
真実を知っているかの様な恐ろしい義母の眼差し…恐すぎる。
テレーズの容疑が晴れ、夫は事故死となるのだが、列車内で出会った水兵がテレーズとローランを恐喝する。

5時までに戻らなかったら手紙をポストへ…(「嘆きのテレーズ」はこの水兵が書く手紙がキーポイント!)

若き日のシモーヌ・シニョレが上品な姿。この作品でも彼女らしい落ち着いた演技が哀愁漂って素敵。
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