備前長船

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女の備前長船のネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ハリウッド版と比べてしまうと残念ですが、ほぼ全ての面で負けてしまいます。
とくにキャストの魅力の差が大きいです。
ストーリーはミステリーとしてよく出来ている部類ですが、正直日本のミステリーのが面白いですね。
ハリウッド版を見た時に話の複雑さと登場人物の多さでかなり分かり辛かったので、あらすじと人物紹介を書いておきます。

ミカエル・ブルムクヴィス
ジャーナリスト。
離婚歴があり、16歳の娘がいる。
大物実業家ヴェンネルストレムの不正を暴くが逆に訴えられ、裁判で負けて収監まで3ヶ月という状態でヘンリック・ヴァンゲルからの事件の依頼を受ける。

リスベット・サランデル
背中に竜の刺青を入れ、パンクな格好を好むハッカー。
ミカエルに興味を持ち、Eメールを送る。
そのEメールが縁でミカエルと一緒に事件解決に挑む。
施設育ちで卑劣な保護観察官の監視下にあったが、逆襲して観察官に干渉させないようにすることに成功している。
ヴェンネルストレムの死後、その遺産を入手している。

エリカ・ベルジェ
ミカエルのジャーナリストの仕事仲間。

アニカ・ジャンニーニ
ミカエルの妹。
弁護士だが、勝ち目のない裁判の為に兄から弁護は頼まれなかった。

ニルス・エリック・ビュルマン
リスベットの保護観察官。
リスベットをレイプし支配しようとしたが、逆襲に遭う。

ハンス=エリック・ヴェンネルストレム
ミカエルに悪行をばらされるが、逆に裁判でミカエルに勝つ。
ミカエルによって再度犯罪を公にされ逃亡先で自殺する。

ヘンリック・ヴァンゲル
ミカエルにハリエット失踪事件の調査を頼む。
毎年、実は生きていたハリエットから押し花が届くが、犯人からのものだと思っていた。

ハリエット・ヴァンゲル
父と兄からレイプされていた。
事件に巻き込まれて殺されていたと思っていたが、実はオーストラリアに身を隠していた。
父を水に沈めて殺している。

ゴットフリード・ヴァンゲル
ハリエットの父。
ハリエットに殺されている。
何人もの女性をレイプ・殺害しており、息子にもその方法を教えている。

マルティン・ヴァンゲル
ハリエットの兄。
父と同じくハリエットをレイプし、多くの女性をレイプ・殺害していた。
事件の真相に近づいたミカエルを殺そうとしたが、リスベットに妨害され失敗している。
事件現場から車で逃走するも事故を起こして死亡する。
1作目の主犯。
備前長船

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