ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女の作品情報・感想・評価

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女2009年製作の映画)

Man som hatar kvinnor/The Girl with the Dragon Tattoo

上映日:2010年01月16日

製作国:

上映時間:153分

ジャンル:

3.6

「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」に投稿された感想・評価

ZAKK

ZAKKの感想・評価

3.5
センスのない邦題とは裏腹に、面白い。冒頭部分は少し退屈だったけど、物語が進むに連れて、どんどん引き込まれてゆく。この手のジャンルの映画では今年見た中で間違いなくNo.1。しかし、スウェーデン語はまったくわからないので、字幕に集中しなければならないのて、ちと疲れる。
この映画の魅力は、何と言ってもノオミ・ラパスにある。ノオミ・ラパスが演じる、リスベット・サランデルという女性(女の子、と言ってもよいのかもしれない)が放つ、強烈な魅力。私は、この映画で、ノオミ・ラパスに出会った。今回は2度目の観賞。


ちっこい身躯。たくさんのピアス。黒い化粧。黒くて短い髪。ひっきりなしの、煙草。やや丸まった背中。バイク。背中にはドラゴンのタトゥー。頭の切れや冴えはピカイチ。強権を発動する輩に対して、絶・対・に 、負けない、その強さ。偏見にも差別にも暴力にも、屈しない。全身全霊で挑むようにして、立っている。言い訳という言葉は、彼女には、ない。そもそもほとんど喋らない。社会的な通念にも著しく欠け、礼儀もなにもあったもんじゃない。わかってもらいたい、というところから、いちばん遠いところにいるようにみえる。深い哀しみや、誰も本当のところはわからないくらいの絶望を抱えて生きのびてきた。(本当は、ひとりぼっちでうずくまって泣いている子どものようにも見える。)


私はもう、ノオミ・ラパスに惹かれまくる。2度目の観賞だけど、やっぱり大好きだった。大好きで良かった。


ノオミ・ラパスは、誰も寄せつけないような魅力を放つ。彼女はきっと、誰も寄せつけないだろうと思いつつ、それでも寄りついてしまいたくなってしまった人(私)は、もう彼女の虜になるしかない。はねつけられても寄りついて、蹴り飛ばされても寄りついて、理解者ヅラしたことに激怒されて電気ショックをくらったとしてもそれでも笑顔で寄りつきたい。そんな魅力がある。そして私は、自分がまだノオミ・ラパス側にいられて、本当に良かったと思う。映画のなかで、ノオミ・ラパス側にいる、ごく少数の人。その人たちと、同盟か連合かを組んで、こっそり応援団を結成して、そのいちいんになりたい。彼女がミカエルに出会い、素顔の、すっぴんの愛らしさも、時折あらわすようになってくる。それも、可愛くて。(ミカエルについても語りたかったけど、このへんでやめておきます)



ストーリーについては、省略!
これぞ、北欧ミステリー!!!
(といってもこれしか知らない!笑)


リスベットの抱えている過去がどのようなものなのか、あの卑劣極まるブタ男との対決はどうなるのか、ミカエルのその後はどうなるのか。第2部・第3部へ!

このレビューはネタバレを含みます

バイブルに沿った事件だってわかった瞬間ゾクゾクしたし楽しかった〜〜
すごく引き込まれた!!
campanule

campanuleの感想・評価

3.8
過去鑑賞
御本家だけど、ダニエル・クレイグのハリウッド版の方が好みかも

このレビューはネタバレを含みます

2回目

変態クソ野郎に復讐!
パンクっ子だけど、女子なところもあってかわいいと思うリスベット。
序盤から惹き付けられた!
リスベットのキャラクターが凄く魅力的でミカエルとの微妙な関係性も良い。

変態後見人を懲らしめるシーンはスカッとしたけど口内をハンドソープで洗浄する場面はオエッてなった!
方眼

方眼の感想・評価

4.1
2009年”Män som hatar kvinnor”スウェーデンオリジナル版。リスベット役ノオミ・ラパス。身体作り込んでいる。ストーリーを丁寧に演出、ミステリーの解決は映像で小出しにしつつ、適切なタイミングでまとめて説明、わかり易い。閉ざされた孤島、失踪、見立て殺人、探偵コンビ、容疑者集めてさてと言い(言って無いけど)。サスペンスもミカエルとリスベットのカットバックが効果的。恋するツンデレも、演出と表情で理解しやすい。トリロジーとしてリスベットの過去も少し触れる。一方、フィンチャー版が勝っているのは、空間を掴んだ映像と衣装。他人の心情なんてわかるわけ無く、人間は多面的というフィンチャー作品の特質が浮かび上がる。原作に描かれる犯罪は、ちょっと引くほど卑劣。
ちゃんとやり返すとこ本当に大好き
俺が女だったらリズベットのような女性になりたいってマジで思いましたもん
俺もお腹に掘ってやりたい……


ドラゴンタトゥーの女ってリメイクやねんで、と教えてもらって鑑賞。ストーリー、世界観共にリメイク版あまり差がなく、完成度の高さというか、なんならリメイクする必要性あったんか?と思わせる完成度の高さ。ただ、個人的にはハリウッド版のラストの、恋心を押さえて強く生きてくみたいなのがめちゃめちゃ刺さってたので、それはこちらでは物足りなかった。ですがやはり三部作の1つ目という意味でもよかったです。
よしお

よしおの感想・評価

4.0
No.2782

こちらのオリジナル版もおもしろいです。
尺は長いですが、飽きませんでした。

やはり全体的な雰囲気は、フィンチャー版とは違う気がします。

リスベットが、フィンチャー版のルーニー・マーラよりも、より人間臭く感じます。

ルーニーのリスベットは、彼女の過去が、彼女の性格を決定的に形作ったような印象がありますが、

このノオミ・ラパスのリスベットは、「頭が良すぎるがために元々コミュ障だった」みたいな印象に、私には映りました。

それは、本作では、リスベットの幼少期や父との関係が、フィンチャー版ほど細かく描かれていないため、とも考えられますが、

そんなに社会性に欠けてるようには、どうも見えないのです。

その、必要以上にリスベットのキャラが立ちすぎていなかったことが、かえって功を奏したのか、

このオリジナルでは、リスベットとミカエルが、どうやってこの事件を解決していくのか、という謎解きに、純粋に集中できるような気がします。

ルーニー版は、とにかくまず、彼女のキャラクターとビジュアルとアクティブさが際立ちすぎてしまって、彼女の方ばかり追って見てしまっていた自分がいたのです。

もちろん、ルーニー版リスベットも、ノオミ版リスベットも、

どちらも大好きなことには変わりないんですよ、

2人のリスベットのフィギュアがあったら買いたいくらいですww
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