地上波放送でひさしぶりに鑑賞。
公開時に映画館でも鑑賞済み。
妻エリーを亡くしたカールが、ともに冒険好きだった妻との夢を叶えるために、風船を大量につけた家で空を飛び南米をめざすストーリー。
公開時、情報番組で宣伝を見たときは老人が主人公の感動モノのヒューマンストーリーなのかな、と思っていたから、予想以上にど真ん中のアドベンチャーものでビックリした。
妻を亡くし孤独になったカールが小学生のラッセルと交流を深め、旅の途中出会った犬のダグと新たに家族になる話でもあり、ホッコリ。
とは言え夫婦愛ももちろん描かれていて、妻との出会いと別れを描く冒頭数分の映像に人生と愛が詰まっていて本当に好き。
そしてカールにとっては、妻エリーとの思い出が詰まった家そのものが妻の象徴… ということでラストの展開には号泣した。
動物キャラクターを中心に、動きや表情が可愛いらしくって、ピクサー作品はやっぱり好きだな。
年老いて大切な人を失ったからといって、そこで人生が終わるわけではない… と思わせてくれる原題も好き。
