原作 太宰治
監督 根岸吉太郎
脚本 田中陽造
生誕後、10年おきに映画化される作家もいないだろう。漱石の映画とか観たいけど。
これ見ると蜷川実花は狙いすぎだなと思ったりもする。
太宰の妻に焦点当てたところ、出演者の演技の自然さ含めこっちの方が面白い!
前半部、かなり原作に忠実。健気な妻役を
松たか子が想像通り演じてくれる。
松たか子が交番で私は悪くないのですって強く主張するところ。なんか太宰っぽい。名シーン。
私はこれまで22年間、両親の元で勤めてきました。
ヴィヨンの妻だけでなく、きりぎりす、グッドバイと太宰ファン馴染みの小説が出てきて楽しい。読んでない方は是非この辺りから。
2021.105