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ル・バルのmhのレビュー・感想・評価

ル・バル(1984年製作の映画)
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ダンスで語るフランスの五十年。(1930年代-1980年代←公開当時)
・全編無言。
・舞台はダンスホールのみ。
・キャストは名無し。
ハイ・コンセプトにもほどがあるんだけど、話はわかりやすい。
男女が踊ってるだけなのに、二時間近くまったくだれなし。美男美女もいないのに、なんなんだこの映画。
個人的にお気に入りのプロットは、灯火管制下にパスタを取り分けるくだり。
あきらかに量が多い皿の行方が気になるのとかって、映像的に最高の部類ではないかな?
シーンの終わりにフリーズフレームでモノクロになる。通俗的だけどわかりやすさという点では文句なし。
鑑賞したのはVHSでした。曲とダンスがはじまると、画面左上に「曲名」右下に「踊りのジャンル名」の日本語テロップが出る。やすっぽいタイポグラフィーで。味はあるけど作品世界を損ねていた。
よく考えたら、終始無言なので、海外のソフトでも良かったな。
「未来世紀ブラジル」好きなので、変なアレンジされてない「ブラジル」良かった。ほかに「リリー・マルレーン」「ラ・マルセイエーズ」そうかと思えばビートルズ「ミッシェル」とか。
面白かった。
mh

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