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道のmmmのネタバレレビュー・内容・結末

(1954年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

イル·マットとの別れのシーンがあまりに美しかったので、再会した瞬間はちょっとガッカリしたんだけど、まさかそこが転機になるとは
ザンパノは自らが生きることに必死で、他者には配慮がない、修道院ですら盗みを働くくらいに
イル·マットを殺して即座に隠蔽工作をするくらいには非道だし
そのザンパノがジェルソミーナを置いていくときに、布をかけたり、気遣いをしていくところは少しジンとくる

ただ、ジェルソミーナがザンパノに同行していたのはイル·マットにある種、魔法をかけられていただけだったと感じられたので、そこがなんとも悲しい
冷静に考えればついていくわけがないか

画はどれも美しかった、特に修道院と海辺
終盤、白い布がはためいているのは死を思わせる

バッドエンドの王道パターンみたいなのってあると思うんだよなぁ、ラスト手前で好転する感じ

ザンパノに関しては胸筋で鎖を引き千切る芸だけで一応食ってけてるのがなんかそれだけで少しギャグ
苦手な人は見ないでください的な、普段の人格とかけ離れた前置きもよく考えると面白い

全部書ききれないな
mmm

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