
ザンパノはつらいよ
レビュー本文
日本のある演出家は『道』を「生涯のベスト」の一本として挙げているが、
彼が継承したのはフェリーニが描いた形而上学的な宇宙観や冷徹さではなく、ご指摘の通り「持たざる者…
そういえばこんな後悔があったな、と思い出した。過去の過ちは取り返しがつかないけど、繰り返さないようになんとかすることはできる。でもそれをどうしていくのかはその人自身の人生の生き方。
ジェルソミーナが…
音楽がとても良い。あと、イルマットの悲しみを含んだ爽やかな「チャオ」も。
「暗い映画」だと聞いていたが、そこまで暗さを感じなかった。もちろん、ジェルソミーナの死は悲しいが、ザンパノが彼女の愛に気づ…
雨の日に聞いた美しい曲。
昔の作品に多いぶつ切り。
時間の経過がわからない。
光の当て方が上手いのか、
目にたまる涙とか汗とか、
揺さぶられる場面はある。
粗暴にくれた彼にとって、
穢れなき彼…
美しい映画だった。イタリア語の響きが映画の美に貢献している。言葉の響きとセットで各シーンが思い出される。
最後、ザンパノは二発殴っただけで理不尽に人殺しとなってしまい、その光景を見て病んだ女を捨てて…
再鑑賞。何だかんだやっぱり名作だなぁと思った。綱渡りの男が殺されてジェルソミーナがちょっと不安定になっていくあたりのジュリエッタ・マシーナの演技が秀逸。普通の物語なら、綱渡りの男が、ザンパノが留置所…
>>続きを読む切ねー
印象的だったシーンは、
ジェルソミーナが石ころにも役割があるという話を聞いて気持ちを切り替えるシーン。彼女には彼女の道を示してくれる人がいた。そして彼女が自分の生き方を選んだ。それが不幸せ…
喧嘩っ早い大道芸人ザンパノと純粋無垢なジェルソミーナ。
途中で出てくるイル・マットの言葉がこの映画の肝といえる。
「世の中のすべては何かの役に立っている。」
不器用なザンパノとジェルソミーナはやがて…