上海十月

道の上海十月のレビュー・感想・評価

(1954年製作の映画)
5.0
再見映画。何回も見ているが、改めて凄さを感じる傑作映画。井筒監督が指摘したウマのシーンは、唐突に出てくる。これは、映画なんだという意志を示すためなのだろうか。ラストも海辺で鼻歌歌っている女性のシーンで終わったかと思いきや、その後ザッパーノが落ちぶれてるところを見せてラストへ。ニーノ・ロ―タの曲が台詞が少なくても理解できる、まるで無声映画のようだ。人は孤独に耐えなければならないと毎回見るたびに肝に銘じるものです。
上海十月

上海十月