Mamiyaっち

県警対組織暴力のMamiyaっちのレビュー・感想・評価

県警対組織暴力(1975年製作の映画)
4.3
いやぁ~すごい映画でした。
まるで『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』の
ようなタイトル🔥インパクトがありますね。

スピード感、熱血感、緊張感!
ただただ圧倒されっ放しの100分でした!

現在でも暴力団捜査の最前線に立つ刑事には
「外見でなめられないようにする」ことが
まず求められるんですかね💥
まるでオールスター “睨みのきく芸能人”大会
という感じで面白かったな。

ヤクザ以上にタチが悪い菅原文太の刑事。
このカッコ良さがすごかったです。
取調室での暴行シーン。虫ケラのように
フルボッコにされる川谷拓三の熱演がきらり
と光ります✨

癒着警官・菅原文太が、県警キャリア組に
(戦後まもなく、ヤミ市の食い物をあんたも
食っただろう、そのあんたがきれいごとを
言えるんか⁉️)と、言うシーンは、、、

「正義って何ですかねぇ・・・」
と、言われてるようで複雑でした。

「正論」は確かに「正しい」。
しかし古今東西、正論をゴリ押しして問題の
根本が解決されたのだろうか?
「ヤミ米」の話はこの世の現実なのだ⚡️

警察とやくざの癒着。情報提供、賄賂、
お咎め無しは当たり前の持ちつ持たれつ。
警察も暴力団みたいなもんだな。
正義と法がイコールでない💥

こういう映画はもうできないだろう 💯
Mamiyaっち

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