竹中直人が監督に「レザボア・ドッグスみたいな男ばっかり出てくる作品を撮れば？」と提案したのが、本作の始まりらしい。
確かにオチは、レザボア感。
当時の段階での知名度はよく分かっていないけど、いまだに第一線で活躍する人気俳優ばかりでかなり豪華。
しかしビートたけしのヒットマン役は結構ワクワクしていただけに、拍子抜け。
もっとイカれた役柄かと思ったら、レザボアでのハーヴェイ・カイテルっぽい感じがした。
その例えがあっているかはともかく、少なくとも「狂気」という類いのものではない。
狂っているといえば竹中直人の役柄がぶっ飛んでいて、彼が1番スリリングだった。
