ロックを通じて、色々な人が成長していく王道ストーリーですが、演奏部分はカッコ良いし、わかりやすい痛快なストーリーを求める人にオススメです。
ストーリーはロックを愛するけどうだつのあがらない主人公が、ひょんなことから身分を偽りエリート小学校の教師に就任し、子供達にロックを教え込み、大会への出場を目論む話です。
ロックをあまり知らない私でも、ストーリー上の子供達と同様に主人公のロックへの愛や見解を通して、ロックというものは何なのかということを学ぶことができ、映画の作成者のロックへの尊敬が至る所に見られるのがよかったです。
無茶苦茶な主人公とエリート小学生たちがロックを通じて、心を通わせ成長していくストーリーは良くある話ではありますが、それを考慮しても感動する場面や興奮する場面は多く面白かったです。
ロックに興味ある方はもちろんですが、小学校高学年ぐらいの子どもがいる家庭で観るのもオススメします。