苺だいふく

あしたの私のつくり方の苺だいふくのレビュー・感想・評価

あしたの私のつくり方(2007年製作の映画)
3.3
まず、成海璃子さんの演技と顔の完成度の高さにびっくり。あんなに整った顔の子いない!美しい!!!

学生時代って、太宰治に惹かれがち。
「お前は嘘がうまいから、行いだけでもよくなさい」って、うまいなー太宰。
良くも悪くも目立ったらダメ。自分を殺して周囲に合わせる。誰もが違和感を抱いているが、かといって抗う勇気もない。
学生特有の嫌な空気感を思い出した。

主人公たちは「本当の自分」を探していたが、身にまとう仮面のひとつひとつもまた「自分」だと気づく。
青春だなーと思いつつ、きっとものすごく苦しみ傷ついているのだろうなとも感じた。
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