心地よい沈黙がちらほらあってドキドキしました。
このしっとりしたテンポは、邦画しかだせない雰囲気な気がします。
短いのでサクッと見れますし、良い映画です。
些細なことから人気者になったり、いじめられっこになったり、賑やかに騒いでるイケてる自分が自分なのか、静かに読書するようなクールな自分が自分なのか…
本当の自分ってなんなんだろう、誰もが考えたことがあるのでは?
どんな自分でも自分だよ、そう教えてもらえる映画でした。
卒業式の図書室で太宰の一節を口にするシーンと、男の子がヒナに告白するシーンの言葉が印象的で心にきました。